
STUDIO SUMMARY
ランジェリー基礎知識・フィッティング
美しいバストラインは、正しい構造理解と、心地よいサイズ選びから。
BASICS
ブラジャーの構造を知る
ブラジャーは、バストを支える「アンダーバンド」「カップ」「ワイヤー」「サイドボーン」「ストラップ」「ホック」などのパーツが連動して機能します。支えの約8割はアンダーバンドが担うと言われ、ストラップは補助的な役割です。
肩紐を強く引き上げて支えようとすると、肩こりや食い込みの原因になります。まずはバンドがずれずに水平に収まっているかを確認しましょう。
- アンダーバンド:背中側まで水平に、指2本が入る程度のゆとりが目安。
- カップ:バストが収まり、上や脇に余りや食い込みがない状態。
- ワイヤー:バストの付け根をなぞり、脇や胸の中心に当たらない幅。
- センターゴア:胸の中心で肌にぴったり接していること。

MEASUREMENT
セルフ採寸の手順
鏡の前で、柔らかいメジャーとお気に入りの薄手のブラジャーをご用意ください。
- アンダーバスト:バストの真下の位置を、床と水平に、息を吐いた状態で測ります。
- トップバスト:バストの一番高い位置を、きつく締めずに水平に測ります。
- 差を計算:トップバスト − アンダーバスト=カップの目安(約10cmでA、12.5cmでB…)。
- 確認:立位と前かがみの状態で測り、数値のばらつきを見ます。
日本のサイズ表記(例:B70)はアンダーバストが基準です。海外ブランドの表記とは換算が異なる場合があります。測定値はあくまで目安で、最終判断は着用感で行います。
TROUBLESHOOTING
お悩み別・見直しポイント
| お悩み | 考えられる原因 | 見直しのヒント |
|---|---|---|
| ストラップがずれ落ちる | 肩幅に対しストラップ位置が広い、バンドが緩い | バンドのサイズを下げる、センターよりのストラップ型を試す |
| カップの上が浮く/ゆるむ | カップが大きい、カップの形が合わない | カップサイズを下げる、ハーフカップ・フルカップを比較 |
| カップから脇や上がはみ出る | カップが小さい、脇の寄せ不足 | カップサイズを上げ、脇の肉を丁寧に寄せ込む |
| ワイヤーが当たって痛い | ワイヤー幅が合わない、位置のずれ | ワイヤーの幅・高さの違うモデルを試す、ソフトワイヤーを検討 |
| 背中がせり上がる | バンドが緩い、ストラップが強すぎる | バンドサイズ調整、ストラップを少し緩める |
| センターが浮く | カップ形状が合っていない | 胸の間隔に合うゴアの高さのモデルへ |
これらの調整について、写真やビデオを見ながらご一緒に整理するのがパーソナル・ブラフィッティング&サイズ解析相談です。シームレス下着の組み合わせは相談05、年齢変化への対応は相談08をご覧ください。

FIT CHECK
着用時の7つのチェック
- バンドが背中で水平になっている
- ホックは真ん中か外側の段で留まっている
- ワイヤーがバストの付け根を囲っている
- センターが肌に触れている
- ストラップの下に指1本入る程度
- 腕を上げても、バンドがずれない
- 1日着けても息苦しくない
確認の方法はコラム「ブラジャーの構造と正しいフィッティングの基礎」でも詳しく解説しています。